ラブドールはアートワークとして収集できますか?

lovemodel.jp
2021-08-28 12:35:55

ラブドールは大人向けに開発されたインフレータブル人形から進化してきました。しかも、現在各社が製作しているラブドールを見ると、シリコン製であれTPE製であれ、芸術作品の水準に達しています。従ってラブドールを芸術作品だと感じている人は増えています。本文ではその理由についてじっくりと分析してみたいと思います。

完璧なラブドールは理想的な体、綺麗な顔、そして本物の女性にはないものさえ持っています。お好みに合うメイクをしたり、お気に入る服を着たりすることで、自分だけの彼女を作ることができます。まるで素晴らしいアートワークを完成するように彼女を着せることに喜びを感じる人もいるし、その瞬間をビデオや写真で記録しTwitterなどで同好と交流したい人もいるし、ドールと性行為をすることで性欲を満たしたい人もいるし、子供が出来なかったので寂しさを紛らわせてくれたい人もいます。

ところで、そもそもアートワークとは何ですか?アートワークとは、アーティストと観客との対話によってえられるコンセンサスです。コピ品は決して芸術作品とは呼べませんが、本物の人間を真似しているラブドールには、芸術性があります。

インターネットでシリコン製ラブドールを検索したところ、韓国のアーティストJune Koreaの写真がヒットします。「Eva」と名付けられたこのシリコン製のラブドールは、彼の空想上のガールフレンドであり、実際のカップルのように一緒に食事をしたり、眠ったり、外で遊んだりします。その上撮られたラブドールはエロいものではなく、何とも言えない寂しさを感じさせるものです。海外のマスコミは、芸術家が作品に使わっている「ラブドール」に非常に興味があります。

ビデオインタビューは、アメリカから帰国して韓国で教師として働いていた午後に行われました。写真に写されていたファンタジーガールフレンドも分解され、いくつかの宅急便の箱に入れられて、生産地のファクトリーフォースに送り返されました。

2002年からJuneはラブドールを撮影し始めました。なぜラブドールに興味を持ったのかというと、寂しさを感じたからです。人付き合いを欠かすわけではないが、毎日一人で起きて、仕事が終わってから一人で家に帰ったり、人ごみの中で立っていたりすると、ジューンは寂しくてたまらないそうです。子供の頃のジューンは、「家族や友人が自分から離れていくことはないだろう」「良い思い出は消えないだろう」と甘く考えていましたが、時間が経つとともに、ジューンが家族を失ってしまいました。何度経験しても、ジューンはずっと別れの悲しみから解放されません。

「ニューヨークでアートを学んでいた時、当時の彼女と別れた後にラブドールを手に入れたのです。そのシリコン製ラブドールをファンタジーの彼女として撮影するというアイデアが浮かびました。人間はこの世を去るが、ドールは永眠しません。それをファンタジーの世界で記録すれば、永遠になります」と話します。

2014年12月29日は、JuneがEvaを受け取った最初の日です。アメリカの市場に出回っているダッチワイフは欧米風のものが多いので、わざわざ日本からラブドールを輸送してもらって1万ドルかかったそうです。身長158cm、体重36kgのアジア女子のエヴァは、フェデックスで届けられた箱に入ってジューンの家に到着しました。

約2年間、ジューンは定期的に撮影を行い、ほぼ毎日ドールと一緒に過ごしました。 一緒に寝て、一緒に買い物に行って、一緒にピクニックに出かけました。顔を見合わせて笑い出し、共に泣き、幸せな感じをシェアし、共に孤独を感じました。

「行人は不思議そうな顔で私たちを見つめ、中にはエヴァに触ろうとよってくる人もいましたが、私は気にしませんでした。生まれながらの寂しさから逃れられないのは現実ですが、ダッチワイフはずっと付き合うことができます。」

他人の見方をものともせずに、自分の創作活動に夢中しているジューンには感心です。ラブドールは、アメリカでの数年間、彼に多くの喜びと楽しい時間をもたらします。芸術の捉え方は人それぞれですが、創作されたものは機能すれば価値があるので、他人がやったこと簡単にを否定することはできません。